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朱色の刻

ゲーム「緋色の欠片」の二次創作小説ブログです。真珠をメインに守護者×珠紀を目指しています。他にも翡翠、悠久、VitaminXなど、NLオンリー乙女ゲーム中心に書いています。

プティフールSS:静×芽衣【ねこねここねこ。】

2008-03-10-Mon-19:40



【ねこねここねこ。】
(静×芽衣)










 静さんは猫みたい。

「何、それ」
 怒涛のランチタイムが終わり、心身疲れた休憩時。
 芽衣は事務所のソファで足を伸ばし、同じく休憩を取る静にそう告げた。
 プティフールも起動に乗り始め、心配していた和樹もそれなりに板についてきた。
 それでも、静が「CLOSE」の看板を下げてみたり、勇を連れ戻しに山本さんが訪れたりと、騒動は耐えないものの、一見のお客様だけではなく、常連様…と呼ばれるお客様も増えてきているのが現状で。
 だから、最初のような疲れは無いが、これはこれで疲れているのが現状であったりもした。この場合、嬉しい疲れ…とでも言うのだろうか。
 後数時間も経てば再びディナータイムが始まるだろう、その前に、休憩もかねて誰かとお話しでもしたかったと言えば、目の前に居るこの存在は笑うのだろうか。
 少し考え首を振る。
 笑わないだろう。
 笑わないだろうが…正直、予想が付かないと言っていい。
 それでも最近は笑顔を見せるようになってはきたものの、変わらぬ表情と、クールに見せかけて飛び出すお笑い顔負けのツッコミボケは、芽衣の予想の範疇を超えていて。
 だから…かもしれない。
 こんな事を告げたのは。
「だって、ふらっとすぐどっか行っちゃうし」
「わざわざ言う必要もないし」
「気が向かない事はやらないし」
「普通はそうだし。わざわざ嫌な事を進んでやるほど、マゾでもないし」
「それなのに、気がついたら側にいるし」
「そこまで言って気づかないほうが変」
「はい?」
「嫌の事はやらないけど、アンタがいるからやってみる。本当はとってもとっても嫌だし、やりたくないし、笑顔を振りまくなんて冗談じゃないと思っているし、すぐにでもやめたって生活には困らないし」
「ちょ、ちょっと静さんっ」
「でも、ここにいる訳」
「ここにいる訳?」
「…アンタ鈍いし、まぁ、いいけど」
 カチリと為った時計の長針。
 耳に心地よい音色が部屋に響く。
「あ、休憩…」
 視線を反らしたのは一瞬で、でもすぐに静の姿は見えなくなって。
「…プティフールが好きって事?」
 首を捻って言葉を紡ぐ。
 もちろん、既に答えるものはここには居らず…



「猫なのは、アンタの方」



 扉の外で、静がそう告げていた事なんて、芽衣は知るはずも無かったのである。




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あとがき。

静は猫のようだと思いますが、芽衣も何気に猫のようだなぁと思って書いてみたお話しだったり。
このお話しは、静ファンの優紀ちゃんにささげますー
…もちろん、返品可能ですのでっ。もし、よろしければ…ということで。
静の口調って、何気に難しいですよね。
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COMMENT



優紀ちゃんへ。

2008-03-12-Wed-18:08
優紀ちゃん、こんばんは。
貰っていただけますか?貰っていただけるんですねっ!ありがとうございますーっ!
静はですね、静はですね、芽衣がいなければプティフールにも入ってなかったんですよねっ。こう、解り辛い表情のくせに、行動がもう、解りやすいったらっ
静は芽衣とくっついてから、ナチュラルに、芽衣の顎の下撫でてたりとかしてそうじゃありませんか?(妄想)
個人的に、芽衣は猫耳と、鈴が似合うんじゃないかと思い、そんな芽衣の姿にノックアウトされるプティフールのメンバーを想像してはにまにましております。
また、何か押し付けてしまうことがあるかと思いますので(決定事項)その際には、ぜひとも貰っていただけたら幸いですー
ではでは、コメント、本当にありがとうございましたーっ

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2008-03-11-Tue-07:11
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